私が代筆屋として復縁に携わるのは、
心を動かす言葉は復縁のきっかけになると確信しているからです。
人は言葉で癒されもすれば、傷つきもします。
長い人生を生きてきたら、誰しもそんな経験がありますよね。
喧嘩別れしたのも言葉が原因です。
日々の何気ない言葉が積み重なり怒りや悲しみが
「この人とはもう無理だ」と絶望をつれてくる。
そして決定打になる言葉をお互い浴びせてしまい・・・
私代筆屋中島泰成の真似をして代書や清書(文字を綺麗に書く仕事)の方が、
代筆(文章を考案する)を始めるケースが増えてきました。
(ホームページ等を拝見すると明らかに私のコピーだなぁという人もおられて複雑な気持ちです。)
実際に私のところにも、代書や清書のお仕事をしている方が代筆屋になりたいと代筆屋の門を叩かれることも少なくありません。
世の中には困っている人がたくさんいて、力になれる専門家が増えるのは私としても嬉しいことです。
ただですね、文字を書けるんだから、文章を考案するのも簡単にできるだろうと、
安易に代筆屋を始めた結果のトラブルというか苦情の相談も増えています。
「〇〇という代筆屋さんに依頼したのですが、え!?っていう文章が出来上がって・・・」
「〇〇さんはほんとうにプロの代筆屋さんなんですか?」
正直、他人の文章を私に聞かれても困るのですが・・・。
安易に代筆屋を始める人が増えれば、そういったトラブルはこれからも増えてくるでしょう。
文字を綺麗に書くことと、文章を考案することはまったく別の能力です。
どちらの技術が優れているといった問題提起をしたいのではなく、
文章の考案は一朝一夕で身につくものではないということです。
代筆屋と名乗って報酬を頂くのであれば、
必ず文章考案のプロの元で指導を受けて、
最低でも1年、できれば3年ぐらいは読み書きを継続することです。
私が代筆屋を始めた当時は文章考案を教えてくれるプロの代筆屋が見つかりませんでした。
だから独学ではじめ、とんでもない苦労をし、失敗をし、恥をかきました。
悔しくて涙したことも一度や二度ではありません。
(だから今に至るのに10年もかかっちゃいました・・・)
文章の考案を依頼される方へプロの代筆屋からのアドバイスとしては、、、
別れても好きな人がいれば、誰だって復縁したいですよね、
代筆屋の私だって独身時代は悲しい別れを何度か経験してますから、
その気持ちはよくわかります。
でも、復縁できる100%の保証なんてどこにもないんです。
復縁のプロである代筆屋の私も100%復縁できるとは絶対に言いません。
だって、移り変わる感情を持った人間同士のいざこざを100%解決する
なんてことは魔法を使っても不可能だからです。(一時的に無理矢理復縁できたとしても、根本が解決しなければ・・・)
復縁したい人にとっては縁起でもないことですが、
もし、今回は復縁できなかったとしても、、、
復縁、したいですよね。
でも、復縁ってそんなに簡単なことじゃないんです。
プロの代筆屋の私が復縁の手紙を考案したとしても、
上手くいくかどうかは50対50です。
復縁には恐ろしいパワーが必要で、相手には揺れ動く感情がありますから、容易なことではありません。
できれば別れるような事態になる前に夫婦仲よく過ごせるのが一番いいことです。
コロナによって自宅待機やリモートワークが増えたため。
普段家にいることのない旦那さんが家にいることになって、
二人の関係にも変化があった夫婦は多いかと思います。
お昼ご飯や音を立てないなどの気遣い、
はっきり言って面倒が増えた。
という奥さんも多いことでしょう。
旦那さんにしてもいつも会社にいる時間帯に家にいて、
近くには上司や部下や同僚ではなく奥さんがいる。
ある意味で会社以上のプレッシャーを抱えながら仕事をしてる人もいるのかも知れません。
色々と、見えてくることがありましたよね。
それは・・・
復縁、したいですよね。
著書『「別れてほしい」と言われたら・・・。』にも書きました。
※あくまで、代筆屋としての経験上の個人的見解です。
科学的根拠もないし、参考程度にとどめておいてくださいね。
・自分の暴力 〇8%
・自分の浮気 〇9%
・性格の不一致 〇0%
・相手に好きな人ができた 〇2%
・相手の浮気 〇5%
・自分の暴言 〇1%
・マザコン 〇2%
・生活費の滞納 〇7%
・束縛しすぎた 〇6%
・家事育児放棄 〇5%
・趣味への没頭 〇0%
・誕生日や結婚記念日の欠如 〇8%
当初は経験上の個人的見解で書いた数字でしたが、
この数値、恐ろしいことに・・・
離婚原因には、
・性格の不一致
・不倫や浮気
・DVや虐待
・悪意の遺棄(生活費を入れないなど)
色々と考えられますが、、、
男性から「離婚したい」と言い出すときに多いのは女性が絡んでいるケースです。
別に好きな女性が出来たから奥さんと別れようとする。
世の奥さんにわかってほしいことは、
男性は基本寂しがり屋で、
癒しを求めていて、
メンタルはそれほど強くありません。
だから、この言葉をできるだけ頭に入れて、
寂しさを埋め、癒してあげ、弱さを受け入れてあげることで、
戻ってくるケースは多いです。
「そんな面倒なことやってられるか」と思うかもしれませんが、
男性とは・・・
⇒続きはブログへ
大半の男性は不意打ちのように「離婚したい」と突然言われます。
でも女性の側は決して突然ではなく、
何気ない言葉に怒りを感じ、
とんでもない態度に失望し、
「嫌(イヤ」が少しずつ蓄積していって、
「コイツ嫌い」に変わり、
「アカンもう無理」という絶望へ。
アカンもう無理という許容量を超えると「離婚しよう」という感情がわいてきて、
男に気づかれないようにコツコツと離婚に向けて準備を始めています。
それは、預貯金を自分の口座に移していたり、
次住む家を手配していたり、
引っ越し業者と連絡を取っていたり、
一気にバレるので少しずつ引き出す人もいれば、
家を出ていく当日に一気に引き出す人もいます。
離婚で不利にならないように旦那さんの発言をメモしたり録音してる人もいます。
興信所(探偵)を使って離婚に有利な証拠を集め(たいていは不倫の証拠)
準備万端で「離婚したい」と伝える女性もおられました。
行政書士時代、慰謝料請求の際に決定的な証拠となる不倫現場の写真を何度見たかしれません。
繋いだ手や顔の表情までくっきりと写る写真を妙に感心していたのを覚えています。
私が思うに・・・
三島由紀夫さんと言えば、陸上自衛隊市谷駐屯地で腹を切り仲間に首を切らせるという
壮絶な死を遂げた作家として有名ですよね。
豊饒の海、春の庭では、衝撃的なほど美しい文体を書かれていて、
流麗という言葉がよく似合う作家さんだという印象があります。
その三島さんのレター教室という単行本を読むたびに、
同じ作家とは思えないほどやわらかい文章を書かれる、といつも笑ってしまうんです。
登場人物がそれぞれに手紙を出す。
手紙の中にその人の個性が詰まっていて、相手への想いが手に取るようにわかってしまう。
文章でよく聞かれるのが、
流麗で美しい洗練された文体
VS
荒削りで生のままの文体
どちらが心を動かすのか?
それは・・・
復縁ほど切望する願いはないのかも知れません。
今までふつうに傍にいた人を失った悲しみというのは計り知れません。
誰しも恋人を失った喪失感を味わったことがあるでしょう。
それが結婚相手で家族として長年連れ添った深い間柄なら余計です。
また復縁には大きな力が必要になります。
まだ手に入れていないものを手に入れようとする力以上に、
失ったものを取り戻す方が大きな力を必要になるのは不思議なもんです。
だから復縁したい人は、一人で悩んで欲しくないといつも思っています。
大切な人を失った喪失感の中、たった一人で取り戻す戦いを挑むのは
不安でしょうし、何よりいばらの道です。
ひと言声をかけてくれたら、復縁のプロの代筆屋である私は力になりますし、
思いもよらない解決策が見つかることもあります。
一緒に解決策を探しましょう。
辛いときは頼ってください。
「助けて」と素直に言える人の方が格好いいですよ。
人に頼るのは気が引けるというか、迷惑をかけて悪い、
なんていう人がいますね。
でも、誰かを助ける事って思いのほか気持ちいいもんです。
誰かを助けたくて仕方ない人がここにもいます。
代筆屋 中島泰成
⇒復縁に関する代筆屋のブログ記事が読みたい方はこちらからどうぞ。
私代筆屋のもとには小説では描けないほど生々しい依頼が舞い込んできます。
事実は小説より奇なりとはよく言ったものです。
昔、息子の担任を好きになってしまったお母さんからの相談がありました。
(※プライバシー保護の観点から詳しくは書けないことをご理解ください。)
依頼者であるお母さんは結婚して旦那さんもいますから、
この恋が成就すれば不倫が成立してしまいます。
私は代筆屋として、不倫を手助けする手紙を書いていいものか、悩みました。
だけど、依頼者の女性の真摯な想いから、
相手を好きな気持ちが本物だということは伝わってきて、依頼を引き受けることにしました。
考案に向かうたびに、息子さんや旦那さんのことを想うと複雑な気持ちになりました。
家族を壊すかもしれない心を動かす手紙を書くことになる。
しかし依頼を受けた以上私はプロの代筆屋だと自分を言い聞かせ・・・