「ほんとに復縁できるでしょうか、不安です」
こんな気持ちでは復縁できるものも復縁できなくなります。
復縁できるかできないかではなく、
復縁するんだと強い覚悟と意志を持つことです。
依頼者の方があきらめていたら
私がいくら心を動かす文章を書いたところで
復縁できるはずがありません。
それほど本人の想いというのが重要です。
特にあきらめない気持ちです。
絶対にあの人と元に戻って前のような幸せな生活を取り返すんだと、
復縁とは・・・
復縁した方がいい人と、復縁しない方がいい人もいます。
復縁した方が良いのは、明らかに二人は一緒に暮らした方がいいケースです。
些細なことがきっかけでボタンを掛け違えているだけの二人、
こういう夫婦は仲直りのきっかけさえあれば元の鞘に収まることが多いです。
ようはお互いが謝るタイミングを逃しているだけ、なんですね。
でも些細な掛け違いでも長期間放っておくと、
複雑に絡みすぎて解きほぐすことができなくなることもあります。
会わない時間が増えれば気持ちも冷めていきますし、
相手に新しい恋や愛が芽生えるかもしれません。
早いうちに謝罪や相手の心を動かす言葉をかけていれば何の問題もなかったケースは結構よくあります。
逆に復縁しない方がいい夫婦というのは、
二人の未来が見えないケースです。
お互いに尊敬する部分がないとか、
そもそも好きではなかったけれど周囲の流れで結婚してしまい、
やっぱり合わなかったとか、
度重なる命の危険を伴うDVとか
浪費や借金癖があるとか
浮気や不倫が一度や二度ではないとか
そういうケースでは復縁をお断りすることもあります。
(私は基本、夫婦はできるだけ復縁してやり直した方がお互い人間成長に繋がり良い結果を産むと思ってますから、お断りすることはめったにありませんが。。。)
まぁとにかく復縁したいのであれば・・・
私が代筆屋として復縁に携わるのは、
心を動かす言葉は復縁のきっかけになると確信しているからです。
人は言葉で癒されもすれば、傷つきもします。
長い人生を生きてきたら、誰しもそんな経験がありますよね。
喧嘩別れしたのも言葉が原因です。
日々の何気ない言葉が積み重なり怒りや悲しみが
「この人とはもう無理だ」と絶望をつれてくる。
そして決定打になる言葉をお互い浴びせてしまい・・・
私代筆屋中島泰成の真似をして代書や清書(文字を綺麗に書く仕事)の方が、
代筆(文章を考案する)を始めるケースが増えてきました。
(ホームページ等を拝見すると明らかに私のコピーだなぁという人もおられて複雑な気持ちです。)
実際に私のところにも、代書や清書のお仕事をしている方が代筆屋になりたいと代筆屋の門を叩かれることも少なくありません。
世の中には困っている人がたくさんいて、力になれる専門家が増えるのは私としても嬉しいことです。
ただですね、文字を書けるんだから、文章を考案するのも簡単にできるだろうと、
安易に代筆屋を始めた結果のトラブルというか苦情の相談も増えています。
「〇〇という代筆屋さんに依頼したのですが、え!?っていう文章が出来上がって・・・」
「〇〇さんはほんとうにプロの代筆屋さんなんですか?」
正直、他人の文章を私に聞かれても困るのですが・・・。
安易に代筆屋を始める人が増えれば、そういったトラブルはこれからも増えてくるでしょう。
文字を綺麗に書くことと、文章を考案することはまったく別の能力です。
どちらの技術が優れているといった問題提起をしたいのではなく、
文章の考案は一朝一夕で身につくものではないということです。
代筆屋と名乗って報酬を頂くのであれば、
必ず文章考案のプロの元で指導を受けて、
最低でも1年、できれば3年ぐらいは読み書きを継続することです。
私が代筆屋を始めた当時は文章考案を教えてくれるプロの代筆屋が見つかりませんでした。
だから独学ではじめ、とんでもない苦労をし、失敗をし、恥をかきました。
悔しくて涙したことも一度や二度ではありません。
(だから今に至るのに10年もかかっちゃいました・・・)
文章の考案を依頼される方へプロの代筆屋からのアドバイスとしては、、、
別れても好きな人がいれば、誰だって復縁したいですよね、
代筆屋の私だって独身時代は悲しい別れを何度か経験してますから、
その気持ちはよくわかります。
でも、復縁できる100%の保証なんてどこにもないんです。
復縁のプロである代筆屋の私も100%復縁できるとは絶対に言いません。
だって、移り変わる感情を持った人間同士のいざこざを100%解決する
なんてことは魔法を使っても不可能だからです。(一時的に無理矢理復縁できたとしても、根本が解決しなければ・・・)
復縁したい人にとっては縁起でもないことですが、
もし、今回は復縁できなかったとしても、、、
復縁、したいですよね。
でも、復縁ってそんなに簡単なことじゃないんです。
プロの代筆屋の私が復縁の手紙を考案したとしても、
上手くいくかどうかは50対50です。
復縁には恐ろしいパワーが必要で、相手には揺れ動く感情がありますから、容易なことではありません。
できれば別れるような事態になる前に夫婦仲よく過ごせるのが一番いいことです。
コロナによって自宅待機やリモートワークが増えたため。
普段家にいることのない旦那さんが家にいることになって、
二人の関係にも変化があった夫婦は多いかと思います。
お昼ご飯や音を立てないなどの気遣い、
はっきり言って面倒が増えた。
という奥さんも多いことでしょう。
旦那さんにしてもいつも会社にいる時間帯に家にいて、
近くには上司や部下や同僚ではなく奥さんがいる。
ある意味で会社以上のプレッシャーを抱えながら仕事をしてる人もいるのかも知れません。
色々と、見えてくることがありましたよね。
それは・・・
復縁、したいですよね。
著書『「別れてほしい」と言われたら・・・。』にも書きました。
※あくまで、代筆屋としての経験上の個人的見解です。
科学的根拠もないし、参考程度にとどめておいてくださいね。
・自分の暴力 〇8%
・自分の浮気 〇9%
・性格の不一致 〇0%
・相手に好きな人ができた 〇2%
・相手の浮気 〇5%
・自分の暴言 〇1%
・マザコン 〇2%
・生活費の滞納 〇7%
・束縛しすぎた 〇6%
・家事育児放棄 〇5%
・趣味への没頭 〇0%
・誕生日や結婚記念日の欠如 〇8%
当初は経験上の個人的見解で書いた数字でしたが、
この数値、恐ろしいことに・・・
離婚原因には、
・性格の不一致
・不倫や浮気
・DVや虐待
・悪意の遺棄(生活費を入れないなど)
色々と考えられますが、、、
男性から「離婚したい」と言い出すときに多いのは女性が絡んでいるケースです。
別に好きな女性が出来たから奥さんと別れようとする。
世の奥さんにわかってほしいことは、
男性は基本寂しがり屋で、
癒しを求めていて、
メンタルはそれほど強くありません。
だから、この言葉をできるだけ頭に入れて、
寂しさを埋め、癒してあげ、弱さを受け入れてあげることで、
戻ってくるケースは多いです。
「そんな面倒なことやってられるか」と思うかもしれませんが、
男性とは・・・
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大半の男性は不意打ちのように「離婚したい」と突然言われます。
でも女性の側は決して突然ではなく、
何気ない言葉に怒りを感じ、
とんでもない態度に失望し、
「嫌(イヤ」が少しずつ蓄積していって、
「コイツ嫌い」に変わり、
「アカンもう無理」という絶望へ。
アカンもう無理という許容量を超えると「離婚しよう」という感情がわいてきて、
男に気づかれないようにコツコツと離婚に向けて準備を始めています。
それは、預貯金を自分の口座に移していたり、
次住む家を手配していたり、
引っ越し業者と連絡を取っていたり、
一気にバレるので少しずつ引き出す人もいれば、
家を出ていく当日に一気に引き出す人もいます。
離婚で不利にならないように旦那さんの発言をメモしたり録音してる人もいます。
興信所(探偵)を使って離婚に有利な証拠を集め(たいていは不倫の証拠)
準備万端で「離婚したい」と伝える女性もおられました。
行政書士時代、慰謝料請求の際に決定的な証拠となる不倫現場の写真を何度見たかしれません。
繋いだ手や顔の表情までくっきりと写る写真を妙に感心していたのを覚えています。
私が思うに・・・
三島由紀夫さんと言えば、陸上自衛隊市谷駐屯地で腹を切り仲間に首を切らせるという
壮絶な死を遂げた作家として有名ですよね。
豊饒の海、春の庭では、衝撃的なほど美しい文体を書かれていて、
流麗という言葉がよく似合う作家さんだという印象があります。
その三島さんのレター教室という単行本を読むたびに、
同じ作家とは思えないほどやわらかい文章を書かれる、といつも笑ってしまうんです。
登場人物がそれぞれに手紙を出す。
手紙の中にその人の個性が詰まっていて、相手への想いが手に取るようにわかってしまう。
文章でよく聞かれるのが、
流麗で美しい洗練された文体
VS
荒削りで生のままの文体
どちらが心を動かすのか?
それは・・・