in starbucks
息子を保育園に送った後、
車をお気に入りのカフェに向かい走らせていた。
人の流れが駅から溢れてくる。
側道にあるレンガ色の建物の陰に、足を止めた制服姿の女の子の姿が見えた。
女の子は落ち着かない様子で駅の方へ何度も視線を投げかけていた。
スマートフォンに触れたとき、
映し出された2.14の数字に、はっ、とした。
そうか、あの子は、待っているんだ。
世界中の女の子が、大切な人を待っている。
息が止まりそうなほど胸が高鳴る、世界一長い時間の中で。
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