私代筆屋中島泰成の真似をして代書や清書(文字を綺麗に書く仕事)の方が、
代筆(文章を考案する)を始めるケースが増えてきました。
(ホームページ等を拝見すると明らかに私のコピーだなぁという人もおられて複雑な気持ちです。)
実際に私のところにも、代書や清書のお仕事をしている方が代筆屋になりたいと代筆屋の門を叩かれることも少なくありません。
世の中には困っている人がたくさんいて、力になれる専門家が増えるのは私としても嬉しいことです。
ただですね、文字を書けるんだから、文章を考案するのも簡単にできるだろうと、
安易に代筆屋を始めた結果のトラブルというか苦情の相談も増えています。
「〇〇という代筆屋さんに依頼したのですが、え!?っていう文章が出来上がって・・・」
「〇〇さんはほんとうにプロの代筆屋さんなんですか?」
正直、他人の文章を私に聞かれても困るのですが・・・。
安易に代筆屋を始める人が増えれば、そういったトラブルはこれからも増えてくるでしょう。
文字を綺麗に書くことと、文章を考案することはまったく別の能力です。
どちらの技術が優れているといった問題提起をしたいのではなく、
文章の考案は一朝一夕で身につくものではないということです。
代筆屋と名乗って報酬を頂くのであれば、
必ず文章考案のプロの元で指導を受けて、
最低でも1年、できれば3年ぐらいは読み書きを継続することです。
私が代筆屋を始めた当時は文章考案を教えてくれるプロの代筆屋が見つかりませんでした。
だから独学ではじめ、とんでもない苦労をし、失敗をし、恥をかきました。
悔しくて涙したことも一度や二度ではありません。
(だから今に至るのに10年もかかっちゃいました・・・)
文章の考案を依頼される方へプロの代筆屋からのアドバイスとしては、、、